


8日のブログで書いたように、映画好きの友人と「ノウイング」を観に行く予定だった、
というかみるつもりだったのに、な、なんと!!まだ上映してなかった。
私と友人Tの脳内では、先週すでに上映している筈だった。
なぜかふたりで一週間間違えておりました。
しかしTは座席予約までしたのに、何故その時点で気付かなかったのか疑問。
Tを責めるつもりはありませんが、館内入口でスタッフのお兄ちゃんに説明されても
なおも観るつもり満々のTであった。ひたすら冷静に訴えていたのが面白い。
そんなTとお兄ちゃんとのやりとりを、終始無言で見つめる私とスナック売り場のお姉ちゃん。
ようやく理解したのか(おそ過ぎ)「ノウイング」がダメなら他のを観ようぜということで、チケット売り場に急ぐ。
時間的に間に合うのが「愛を読む人」だけだった。
ああくっそー、もう少し早ければ「トランスフォーマー」間に合っていたのに、すでに
10分も過ぎてるじゃないか。せめて5分ならまだCMだった。ガックリ。
観れないとわかった時点でサクサク行動してれば間に合ったであろう。
「愛を読む人」か…ううむ。
全世界が涙したというベストセラー、どんだけ泣けるのかと思ったが
全く泣けないのでこまった。
そして全然感動しなかった。
原作はたぶんすっごい面白いんだろうと思うので機会があれば読んでみたい。
なにがダメダメなのか、魅せ方に問題があるんだろうなと思う。
「The Readerー朗読者ー」なので、そこんとこをもっと深く描いて欲しかった。
原作のタイトルが活かされてない。
とにかく前半、若造の頃、
読む s●x 読む s●x 読む s●x 喧嘩 s●x 読む s●x 読む ……こればっか。
監督、ここに力を注いじゃったのか?重要なのはその後なのだ。
ケイト・ウィンスレット演じるハンナの秘密、その辺と朗読との兼ね合い、もっと感動を誘って欲しかった。
「リトルダンサー」の監督なのにちょい残念。
それにしても若造役のデヴィッド・クロスのわずか10年後くらいからが
レイフ・ファインズって無理があるぜ。
顔違う、違うから今何歳?と疑問を持つが、たかだか10年くらいしか経ってない。
10年でそんなに顔がかわっちゃってていいのか?
でもそのたかだか10年、若造君では力不足なのはわかっちゃいるんだけどね。
その10年後から50代までずーっと同じメイクにみえたのは気のせいなのか?
もちっとシワ加減とかやつれ具合とかわかりやすい演出も欲しかったような。
名作「永遠の愛に生きて」とか「日の名残り」のような情感溢れる作品かと期待してしまってた自分。どっちもアンソニー・ホプキンスなんだけど。
ケイト・ウィンスレットはよかったです。
無駄にアカデミー賞たくさん貰ってる人じゃないんだな、と思った。
そしてレイフ・ファインズが終始ヒロミGOに見えて笑えた。
来週公開のハリポだけど、ヴォルデモート卿が映るだびにヒロミGOをおもいだすに違いない。
余談ですが、ヴォルデモート卿の幼少時代のトム・リドルを演じるのはレイフ・ファインズの甥だそうですよ。
ブルーノ・ガンツ、存在だけでうおおっと唸ってしまったよ。なんか可愛いおじいちゃんになってる。
キャスティングは最高でした。
でもって「ノウイング」来週の木曜日に観に行きます。
いや、観に行けます。
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