「ベンジャミン・バトン」観てきました。
一人の数奇な人生を拝見する、という内容なのですが、何で?とか 原因は?とか
そういうのは一切省いてひたすら追っていくベンジャミンの一生。
何だろ、この脱力感、すっかり人生を終えた人のような気がしてなりません、私。
ベンジャミンの80年間の人生、いったい今のベンジャミンの容姿は何歳くらいなの?
と、時折疑問を抱きながらも、ケイト・ブランシェット演じるデイジーの成長具合で、
こんくらいか?と暫し確認する。
だんだん若返る肉体のブラピならぬベンジャミンですが…ん? 若返る?
たしかに若々しいメイクでござるが、ある一定の時期は殆どかわりません。
そしてある日突然あらわれたベンジャミン、シワ無し加工のつるつるピット!!
おおお?「リバーランズスルーイット」な?「スリーパーズ」な? ブラピの完成だ。
個人的愛情なネタバレ…ご興味ない方はまったくバレっぽくないですが、いちおう…orz
12歳のヤングベンジャミンを演じたのは、なんとブラッド・レンフロ似だった。
ん?似てる? …ちと似てる、「依頼人」のレンフロに似てる。
レンフロの方がそりゃまー、カッチョいいに決まっとりますですよ。しかし!!
なんてこった、レンフロは「スリーパーズ」でブラピの子供時代を演じてましたが、
ここでこのレンフロ似のスペンサー・ダニエルズを起用するなんて、
チョイ、涙ちょちょぎれますた。勝手に一人盛り上がる私であります。
何だかな…心臓が痛い。レンフローーっと心の中で雄叫び。
スペンサー・ダニエルズギャラリー
こちらどうぞ。
オリジナルタイトルの「キュリアス ケース オブ ベンジャミン…」のキュリアス、
不思議なとか奇妙なというような意味ですが、
「The curious case…」と「curious case」、訳され方の違いは日本語と英語のニュアンスの違いでしょうか?
特定なタイプの”ひとつ The”と位置づけしての状態だから「おサル」と訳されるのか…
よくわかりませんが、この映画のタイトル「The curious…」は「おサルのケース」と訳されるのが面白い。
何が言いたいのかというと、オリジナルタイトルで訳すると「ベンジャミンバトン おサルのケース」という事になりますが、
漫画にあります「おサルのジョージ=キュリアスジョージ=」を思い出しました。
っで、6歳のベンジャミンを演じるチャールズ・ヘンリー・ワイソンが映画の中で着用していたTシャツには『さる』のイラストがプリントがされています。
…オタな感じの視点が痛い…
偶然なのかどうなのか、こういうジョークが可愛いい反面、複雑。
あどけなく可愛い外見の彼、でも余命◯◯年、見た目は子供、頭脳は老人…
なんかどっかで聞いた事あるこのフレーズ… いや、ないな!!
ともあれ、いままで体験した事ない感情が沸き立つ不思議な映画でした。
なんかネタバレとはちょっと違う記事ですた。